大人だけじゃない!子どもにとってのルーティンの重要性
最近、ママタレや主婦モデルたちの朝のルーティンを撮影した動画が、女性たちの間でとても人気があるそうです。毎朝同じ時間に起床して、掃き掃除をし、洗濯機を回し、メールチェックを済ませ、お弁当と朝食作り。子どもたちを起こして家族で朝食をいただき、皆を学校や会社へと送り出す・・・・・・。
いつもの朝を切り取っただけの動画なのに、とんでもない再生数が表示されています。一人の主婦が、黙々とこなしていく効率的な朝の行動は、確かに見ていて気持ちがよく、「私も明日から朝の家事を頑張るぞ!」と主婦魂に火を付けてくれます。
朝、いつもの段取りで行動できたら、その一日はきっとうまくいく! 皆さんの中にも、そんな風に朝を過ごしていらっしゃる方がいるかもしれません。
ルーティンの重要性は、スティーブ・ジョブズやイチロー選手など各界の第一線にいた著名人たちによって広まり、書籍も多く出版されています。ママたちも一度は読んだり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。
ルーティンとは習慣のことです。ベストなコンディションで一日を過ごすために、毎日繰り返し行ってきた行動がいつしか「習慣」となったとき、それを行うことで心の安定、集中力の増加、やる気の向上が得られると言います。
これは大人に限ったことではないはずです。子どもにとっても同じこと。毎日の習慣を身に付けることで、自粛期間でさえも充実したものにすることができると思うのですが、いかがでしょうか。
まずは起床時間を決めて朝のルーティンを考える
自粛生活中、子どもの起床時間は決まっていますか?バラバラになっていませんか。
普段、保育園や幼稚園に行く日は、何時に起きるか大体決まっているはずですから、この時期もできるだけ同じ時間に起きるようにしましょう。これだけでも、一日のいろどりがかなり変わってきます。
さらに言えば、その後の行動も決めてしまいましょう。着替えるのが先なのか、顔を洗うのが先なのか、歯を磨くのは朝食前なのか後なのか、体を動かすためにおこなうラジオ体操はどのタイミングでおこなうのか、まずは起床から30分の一連の段取りを決めてしまいます。そしてそれを毎日繰り返していきます。
まずはそれだけ。それだけで、子どもに自信が付いて心が安定し、さらにはママの不安やストレスも軽減されてくるはずですよ。