教育

なぜ幼児からのSTEAM教育が重要視されるのか!適切な学び方も解説!

「幼児からSTEAM教育を取り入れていきたい!」

最近はそのように考える親御さんが増えてきています。
従来の教育・学びもとても大切なものですが、STEAM教育という視点で学びを取り入れていくことで、より柔軟性のある思考を育むことができるからです。

今回は「幼児からのSTEAM教育」というお題で、様々な視点から解説をしていきたいと思います!
大切なお子さんのためSTEAM教育を取り入れようとしている人は、しっかりとチェックしてみてください。

 

 

幼児からのSTEAM教育が大切な5つの理由

まずは幼児からのSTEAM教育が大切とされている理由について触れていきましょう。

いつから学びはじめても良いSTEAM教育ではありますが、できることなら幼児のうちから触れされてあげるのがベストです!
主に5つの理由がありますが、そのどれもが学びや成長に欠かせない重要なポイントです。

そんな大切な理由について一つずつ目を通していきましょう。

 

溢れ出す好奇心が身につく

幼児のうちからSTEAM教育を学ぶことで、溢れ出す好奇心が身につきます。

様々なことに対して興味がわき、関心を持つ心が育まれるのがSTEAM教育のメリットです。
もちろんSTEAM教育以外でも好奇心や探究心を育むことができますが、「これはどうなの?こうしたらどうなる?」など多角的な思考や積極性を育むにはSTEAM教育がベスト!

そこから価値を見出す力や独自の感性が養われていくので、子供のうちからSTEAM教育に触れることが大切だと言われているのですね。

 

応用力や活用力がつく

また応用力や活用力が身につく点もSTEAM教育の魅力と言えるでしょう!

幼児からSTEAM教育をスタートすることで、活用・応用力が育まれます。
習得した知識やスキルを役立てる、活用する力は先の好奇心や積極性ともつながる重要な部分

STEAM教育では一つの教科(分野)だけではなく、様々なジャンルで応用することができる力が身につくので、将来的に様々な知識が必要となる現代では欠かせない学びだと言えます。

 

対話力も育まれる

知識以外に大切な要素として見逃せないのが、STEAM教育で身につく対話力です。

人と話すときには要点をまとめて話すことが大切になり、また自分からお話をする場合には何をどう伝えるかが大切になります。
その際に重要なのが情報を判断する力、そして正確に伝える力です。
STEAM教育を通して幅広いジャンルを学び思考を育むことで、人との対話力が身につき、先の「活用・応用力」と相まって伝える力が育まれます。
また場合によっては対話力に必要な要素として「読解力」が挙げられますが、これもSTEAM教育を通し学び育むことができるのです。

何かを人へ伝える対話、人と関係を育む会話。
勉強以外に活かせる部分でも成長することができるからこそ、幼児のうちからSTEAM教育で情緒豊かな学びを得ることが大切だと言われています。

 

人間性も育まれる

幼児からの学びとして重要視されるのが人間性や道徳観です。

人間性と表現すると漠然としすぎていますが、優しさや思いやりなど道徳観と表現するとわかりやすいでしょう。
これらについては幼児のうちから学び育んでほしいものですよね。

STEAM教育で多角的な学びを得ることは、道徳観を育む手助けになります。
道徳や倫理の授業のように直接的な「優しさ」「思いやり」を学ぶ場というよりは、STEAM教育を学ぶ過程で相手を思いやる気持ちを学ぶきっかけになると言えばしっくりくるでしょうか。
様々な学びを得ることができるSTEAM教育だからこそ、間接的な思いやりを学ぶきっかけが溢れているもの。

道徳や倫理を学ぶ場が多くて困ることはありませんので、人間性を育むという意味でも幼児からSTEAM教育に触れさせてあげてはどうでしょうか。

 

創造力が刺激される

最後に幼児のうちから創造力が刺激される点についても触れておきましょう。

幅広い分野で学び、そして実際に手を動かしての行動を伴うことで創造力が刺激され、アイデア溢れる脳が育まれます。
また失敗を繰り返すことで「解決策」へ自身でたどり着く。
それが柔軟な発想や思考へつながり、そして成功へたどり着くためのポジティブな心が身につくのです。

  • 独自性豊かなアイデア
  • 人の役に立つアイデア
  • 生活に便利なアイデア

先の人間性の成長も相まって、こういった様々な要素が絡み合う発想の源となります。

単純な想像力ではなく、柔軟性やポジティブ思考なども合わせ育まれるのがSTEAM教育が幼児に重要とされている理由なのです!

 

 

幼児にオススメなSTEAM教育プログラムは?

ここからは幼児にオススメなSTEAM教育プログラムについてお話していきます。

幼児向けのSTEAM教育プログラムはいくつかありますが、どこからはじめれば良いのか迷ってしまう人もいることでしょう。
また本格的なSTEAM教育を取り入れる前に、手軽に取り入れられる部分から取り入れたいと考える人もいると思います。

そこで、まずは家庭でも取り入れやすい学び方についてお話していきたいと思います!

 

数学力も身につくトランプ

まずは数的感覚を養うことができるトランプです。

実はトランプはかなり応用が効くので、幼児のSTEAM教育に優秀な教材です。

  • 2枚のトランプを組み合わせ10を作るゲーム
  • 神経衰弱(10ペアぐらいの少ない枚数で)
  • 親御さんと一緒にババ抜きを楽しむ

上記のようなゲームはシンプルながらも数学力を鍛えるのにオススメ

一人でじっくり学ぶこともでき、また親御さんと遊びながらトランプスをすることで「楽しみながら学べる」と潜在意識が理解します。
使うトランプはシンプルなものでも問題ありませんが、あまり興味を持たないようであればキャラクターもののトランプを活用するのもアリでしょう。
慣れてきたらもっと複雑な遊び方を取り入れても良いですし、いつまでも応用が効き遊びと学びを両立させることができる素晴らしい教材(プログラム)と言えるでしょう。

 

積み木やパズルも重要

次に積み木やパズルも幼児のSTEAM教育のための重要な教材(プログラム)です。

積み木は子供の頃に誰もが触ったおもちゃだと思います。
昔から知育のためのおもちゃとして親しまれてきた積み木ですが、STEAM教育として考えた場合も積極的に取り入れたい教材なのです。
図景を視覚化する教育を遊びながら鍛えることができ、バランスや立体的な構築・組み立てを学ぶことができます。
さらには集中力も鍛えられ、完成させるための忍耐力や応用力、思考力などを総合的に育むことができるのが積み木なのです。

積み木以外にもパズルやブロックなども同様の効果が期待できるので、STEAM教育の一環としてぜひとも積極的に取り入れていきたいものですね。

 

空き箱での工作もオススメ

最後に空き箱での工作やごっこ遊びもオススメです。

空き箱などを使った工作は、積み木やパズルとは違い1から創造力を働かせて作り上げていくもの!
幼児なりに感性を働かせて組み上げる形が、どのようなモノを造り上げるのか。
そして相手に伝わるモノになるまでの試行錯誤などの過程も含め、驚くほどの成長に繋がります。

※ただしつまづいてしまうと消極的になってしまいますので、アフタフォローまで意識しなくてはなりません。

また空き箱などを使っての「おままごと」なども、創造力や言語能力などを鍛えるために有効な方法の一つ。
幼児が自由にルールを決め、自分のイメージを表現する遊びと学びが共存するプログラムが、工作やごっこ遊びなのです。

 

 

幼児から取り入れていきたいSTEAM教育

  • 幼児から様々な感性や能力を育むことが大切
  • 好奇心や創造力、積極性など幅広い成長につながる
  • トランプはシンプルながらも数学力を鍛えるのに優秀な教材
  • 積み木やパズルは様々な能力にアプローチできる知育おもちゃ
  • 空き箱などを使った工作やごっこ遊びも各能力を伸ばすために有効

これらは人によってはただの遊びと思われがちですが、実はSTEAM教育的な要素を含んでいるのです!

まずはどこにでもある玩具などを使い、大切なお子さんの成長をうながしてあげてはどうでしょうか。

また本格的なSTEAM教育を取り入れていきたいと考えている親御さんは、オンラインプログラムなどを取り入れることをおすすめします。
最新のSTEAM教育を学ぶことができ、親子が一緒に学ぶことで絆を深めつつ各分野の能力を伸ばしていくことができるのです。

STEAM教育は幼児のうちから導入することで、お子さんの才能や能力を伸ばす助けにもなります。
知育の意味をより深く理解した上で、能力はもちろん心の成長もうながしてあげてはどうでしょうか。

 

  • この記事を書いた人

こども探究ラボ編集部

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