子どもたちが遊んだ後の散らかった部屋を見て、毎日イライラしてしているお母さん必見。子どもが自分から片付けをしてくれるようになる方法についてご紹介します。
もう怒鳴らない!自分から片付けられる子に育てる方法
・子どもは散らかす天才!
・「怒られるから片付ける」のでは意味がない
・お片付けが楽しくなる極意とは
・ポジティブな言葉がけは習慣化する
子どもは散らかす天才!
お部屋の中で、夢中になって楽しそうに遊んでいるわが子は、本当にかわいいものですよね。
でも、みるみるうちに部屋の中が足の踏み場もないぐらい散らかってくると、いつもの嫌な予感がして、ママの眉間にはシワが寄ってくる・・・・・。
そうです! その嫌な予感とは、「またすんなりと片付けてくれないのでは!!」という不安。
子どもは散らかす天才です。床の上には小さなブロックがあちこちに散らばり、ソファーの上にはジグソーパズルのピースがバラバラ、髪の毛がぐちゃぐちゃになったお人形さんがダイニングテーブルの下に転がり、おままごとの鍋には何故か水が入っていて、気が付くと娘のTシャツがびっしょり・・・・・・。そしてとうとう、お夕飯の時刻!!
「怒られるから片付ける」のでは意味がない
「もうご飯の時間だから、お片付けしようね」
この程度の言葉では、子どもは動きませんよね。今の言葉がまったく耳に入っていないかのように、子どもは遊び続けます。
「ねえ、片付けてってば!ご飯だって言ってるでしょ!」
ママたちの言葉はどんどん強くなっていきます。こんなふうに子どもを怒鳴り付けて、無理やり片付けさせているママは少なくないのではないでしょうか。ただ、これでは「ママに怒られるから、仕方なく片付けている」だけ。ましてや、「片付けないと捨てちゃうわよ」などと言えば、それは脅しになってしまいます。
お片付けが楽しくなる極意とは
子どもが自発的にお片付けをするには、まずはお片付けを習慣化しなければなりません。習慣化するためには、お片付けが楽しいと思えることが一番です。
ですので、ぜひママも子どもと一緒に片付けを行いましょう! ガミガミ言いながら行うのではなく、ママ自身が楽しんで片付けをしている姿を子どもに見せることが大切です。ママも一緒に楽しくお片付けをすることにより、「お片付け」と「楽しい」が結びつきやすくなります。
子どもの性格に合わせて片付け方を工夫してみると、より効果的です。例えば、規則性を好む穏やかな性格の子には、おもちゃをきれいに並べるような片付けをさせてみるとか、元気いっぱいで体を動かすのが好きな子には「よーい、ドン!」で競争をして片付けるなど、子どもの資質に合った楽しいやり方を工夫してみましょう。
ポジティブな言葉がけは習慣化する
そして忘れてはいけないなのは、お片付けができたときの言葉がけです。「お片づけできたね」「きれいになって気持ちがいいね」など、お片付けが習慣になるようなポジティブな言葉がけをしてみてください。
人は認められたり、ポジティブな言葉がけをされたことは習慣にする習性があります。うまく活用してお片づけが大好きな子に育てましょう。